Harukamy's Memoranda

ドラム環境を作りました

長い長い時間をかけて、ずっと夢描いてきた理想のドラム環境を構築した。 基本的な構成は次のとおり。

  • KAWAI ナサール LHSX18-15 (防音室)
  • Roland NE-100B/NE-10/NE-1 (防音アイテム)
  • Roland VAD506 (電子ドラム本体)
  • Pearl CH-70 + Roland CY-5 (スプラッシュシンバル)
  • YAMAHA DFP9D (バスペダル)
  • DW 9500TB (ハイハットスタンド)
  • Pearl D-3500 (スローン)
防音室に置かれたVAD506

私とドラムの歴史

姉はエレクトーンプレイヤーであったが、コンクールではドラムを叩いたことがあったらしい。 家にはドラムスティックがあったし、幼い頃からドラムスティックで遊んでいた。

元から、私はリズム感が割とよかった。リズムが好きだったから、ドラムに興味があった。 もうちょっと言うと、中学時代、音楽家としてプロを目指すようになってから、曲作りにかなり力を入れていたが、特に評価が高かったのがリズム作りだったし、実際リズムシーケンサをいじっているのも好きだったから、根本的にドラムに惹かれていたのだろう。

実際にドラムを始めたのは中3のときだった。楽器店で叩いたのが最初で、ギターを始めた直後くらいだ。

エレクトーンは苦しかったが、ドラムは楽しかった。エレクトーンでもリズムを取るのが楽しかった。エレクトーンでリズムを組むのが楽しかった。

高校2年生のときに、ドラムマニアを始めた。 2nd Mixか3rd Mixだったはずだ。ドラムマニアを中心に、楽器店に行ってドラムの練習をする日々が始まった。生ドラムを初めて叩いたのもこのときだ。

足や枕を叩いて練習を続けた。練習の成果はドラムマニアで確かめた。

2014年にRolandのV-Drums、TD-4KPを購入した。 持ち運びが可能な簡易な電子ドラムだ。

これでしっかりと練習したかったが、なかなか練習できなかった。 問題は、コンパクトとはいえ展開する場所が難しく、片付けるためにかなり小さくする必要があることから、展開するにも時間がかかる、ということにあった。 TD-4KPでは練習というほど練習できず、時々スタジオに行き、感覚を損なわない程度にドラムマニアをした。

こうしたことからドラム歴は長いが、まともな練習はしていないと言っていいだろう。 常にリズムに対しては向き合ってきた、という程度だ。

この経緯はこれまで誰にも話したことがなかったものだが、事実としては「歴は長いが密度は薄い」である。

選定の経緯

TD-17KVXとの出会い

ちゃんとドラムで練習したいという気持ちはずっとあったが、私が「十分な練習ができる電子ドラム」といったTD-50KVXしかなかった。 TD-50KVXは80万円以上もするものだ。もちろんその高価さもあるが、そもそもまともにドラムを叩けない私が手にするべきものだとは思えなかった。 不必要なのではなく分不相応だと思ったのだ。あれはプロが持つべきものだ。

だから、電子ドラムのアップグレードは、TD-4KPに不満を感じていたにせよ、考えていなかった。 これは諦めに近く、「スタジオでたまに叩く、ゲームセンターで叩く、それが私にできる限界」と感じていた。 ドラムはずっと好きではあったけれども、特別上手くなる動機は乏しかった、というのもある。

転機は、Rolandから出たTD-17KVXだった。

TD-17は徹底して「練習用」というものだった。 練習用、というのはそもそも私にふさわしいと思うし、TD-17KVXはまさに求めているものだとも思ったし、TD-50でなければならなかった理由、大口径のスネアパッド、上下するハイハット、クローズドハイハット対応、リムあり、ツインペダル対応、これだけ揃って20万円を切る価格。

何度かTD-17KVXを叩いて問題がないことを確認した。 打点センサーはないが、打点を気にできるレベルには程遠いと思った。 ツインペダルはないので、Pearlの3002Dを買おうと思っていた1

TD-17KVXが気になるので、ついつい楽器屋に寄るクセがついた。 そして所用のついでに寄った島村楽器でTD-17KVXを叩いた。 実は楽器屋でパッシヴ接客されたのはこれが初めてで、その流れでaDrumsを叩いた。

aDrumsは、話には聞いていたが、実物を見たのも初めてだった。 位置づけ的にはTD-50KVXに近いものだから、ちょっと気後れしていたのだが、叩いてみたらすごかった。 ものすごく気持ち良い打感。少しばいんとした感触ではあるが、フィーリングとして自分の自然な感性に近く、すごく気持ちよく叩けた。 なお、このときTD-50SC-Sも叩いたのだが、こちらのほうが少し硬く感じて、より強くスティックを上げる必要があると感じた。なにより、ライドの気持ちよさがaDrumsのほうが上だった。

練習曲に限らず、当時は割と「難しくはないがテンポが速い」という曲を多く叩いていたことは判断に影響を与えているだろう。

生ドラムのために

この頃からスタジオでの練習量が増えた。そして、その結果気づいたことが、「電子ドラムは叩けるのに、生ドラムは叩けない」ということだ。 意外と感覚が違う。生ドラムのほうがリバウンドに翻弄されがちだし、そもそもPAで鳴らしているとカウントを見失う。 シンバルミュートやハイハットのオープンクローズも、TD-17KVXならできるのに生ドラムだとできない。

私は、バンドに加入しているわけではないし、ライブもしないので演奏を見せる機会は基本的にない。 今後その予定もない。

だから生ドラムが叩ける必要があるかどうかは悩むところであった。 だが、やはりスタジオ練習ということを考えると生ドラムが叩けたほうがいいし、なによりも電子ドラムは叩けるが生ドラムは叩けない、というのはちょっと微妙だ。

そのため、より強く「生ドラムで通用する」ということを意識するようになった。 それとともに、あまりドラムマニアをしなくなっていった。「叩きたい曲が叩けない」というのもあるが、「見て叩く」(よく聴こえないし)上にかなり強く叩かないと反応しないドラムマニアは変なクセがつくのだ。

TD-17KVX, aDrums, TD-50SC-Sを比べた上で、「aDrumsにしよう」と決めるに至るおおよその経緯がこれである。

EXS, e/Merge

だが、電子ドラムを置くためには引っ越しをする必要があった。 この引っ越しのために色々と延期になり、TD-17KVXとの出会いから見てだいたい半年後くらいに引っ越しを実現した。

だが、ほぼその直後にInflatonを辞することになり(正確にはそこから辞任したのはさらに半年後くらいであったが、他役員が好き勝手やっている状態であったし、報酬も支払われなかったので成立しているとは言い難かった)、ちょっとドラムどころではなくなってしまった。

ちょうどe/Mergeの発売の話を知り、しかも延期されているということだったので、どのみちe/Mergeを確かめずに買おうという気持ちにはなれなかったから(e/Mergeはめちゃくちゃ良さそうだったのだ)、「e/Merge待ち、その間に問題を解決する」という方針になった。

防音室

結局Inflatonには11月まで振り回され、これに伴ってかなりの出費があった。 しかも、Mimirの活動ができなかったせいでとにかく収入面であまりに厳しい状態で年を越した。

このことから一旦ドラムのことは凍結として、仕事と生活面に注力することになった。

果たして7月に今の会社に入社することができ(内定をもらったのは5月だった)、状況は改善していった。 とりあえずは借金も返す必要があったし、ほいほいとドラムは買えなかった。

それだけでなく、この間に話が変わった部分もあった。 実はコロナの間にTD-4KPで練習していたらクレームがきたのだ。 かなりしっかりと防音していた(特に床には相当手をいれていたし、防音カーテンなども使っていたし、窓は防音パネルを置いてあった)のだが、それでもクレームが来てしまい、「防音室が必要」となったのだ。

ここでまぁ、「諦めようかな」という気持ちもあった。 防音室の存在は知っているが、そうそう入れられるものではない。 高いし、でかいし。

けれど、店員による協力もあって、実際防音室がどういうものなのか、確かめることができた。 その上で「いけなくはない」という気がした。

だが、少し決断も必要だった。 それは、(少なくとも当面の間は)バイクを降りる、ということだ。

かかるコスト的にも時間的にも、バイクと両立は難しい。バイクは結構お金と時間のかかる趣味だ。 だが、あまり迷わなかった。私は、もう体的にバイクに乗るのはきついと感じていた。 いや、全く乗れないわけではないが、バイクの加速に脳がついていかないし、バイクにちょっと乗っただけで数日は動けなくなる。 バイクは乗る準備にかかる時間も長いし、平日働いて休日バイク…というのは厳しいと感じていた。

持っているだけでほとんど乗れないバイクと、家にあっていつでも叩けるドラム、ならドラムのほうが有意義だな、と思った。 私がバイクを降りる、という決断は、私の経緯を知っている人からすれば非常に重大なことだと理解するだろうが、私自身としては割と容易に納得のいくものであった。

防音室を加えたことで猛烈に高くなってしまったが、年末くらいには買おう、と気持ちを固めた。

TD-27

本体はもちろんaDrums、ただe/Mergeを叩いてから、と思っていたのだが、思わぬものが飛び込んできた。 TD-27だ。

TD-25の後継機はそろそろ出るはずだとは思っていたが、TD-17と比べパッド類が見劣りするTD-25に対して、期待通りTD-27はパッドを大幅に強化してきた。 14インチのスネアは魅力的だし、なにより、ライドが大きくなった。ライドにはこだわりがあるほうなので嬉しかった。

TD-17KVXではちょっと足りないが、別にライブで使いたいわけじゃない。そんな微妙な私にぴったりなものが出てきた、と思った。もともと、TD-17は少し物足りない部分もあり、TD-17より少しグレードの高いモジュールとパッドを備えたモデルがあればちょうどいいのに、と思っていたから、まさに待望の、という感じだったのだ。 ソング機能搭載など、TD-50と比べるとちょっと練習機のニュアンスを持っているのもいい。aDrumsはメトロノームすらないから、練習用としては少し微妙な面もある。

実際に叩いてみたら、とても良かった。いや、感触はそれでもaDrumsのほうがいいな、と思ったけれども、TD-27KVは求めているものを全て備えていた。 TD-50SC-SはaDrumsよりも高いから、aDrumsのフィーリングのほうがいい、の一言で終わるのだが、TD-27KVだとだいぶ安いので、どっちがいいだろう、と悩むことになった。

e/Merge, VAD506

そして、待望のe/Mergeを叩く機会に恵まれた。 サイズは意外とコンパクトだったが、印象は「重くて硬い」だった。疲れるし痛い。 致命的なのは「ハイハットがラグい」ということだった。小さく上下させたときにフットハイハットが鳴らないということもあり、生ドラムのような繊細なプレイはしづらい。オープンクローズも、めちゃくちゃ簡単で、大きく動かせば反映される。 「ラグい」という印象は全体的にレイテンシを感じてしまうというのもあったし、バンクチェンジに時間がかかりすぎる、というのもある。 もうひとつ致命的なのは「シンバルロールができない」ということだった。これは驚いた。シンバルロール、結構電子ドラムでもできるようになってきていたから、それらの後発として出してきたe/Mergeがシンバルロールに無頓着だとは思わなかった。

そしてこの後さらに遠回りして、気になっていたVAD506を叩いた。 VADって、基本的に「ステージ向け、見た目が違う」というものだと思っていたのだが、石橋楽器でちょこっと叩いたとき(10分という制限付きだったので、ほんとにちょっと叩いただけだった)、「なんか感触違う気がする」と思ったのだ。

そこで、お店でお願いして、TD-27KVとVAD506の叩き比べをさせてもらった。 計2時間ほど叩いたのだが、結論としては「全然違う」だった。

見た目にわかりやすい太鼓部分だが、これももちろん違う。 だが、一見同じに見えるシンバルも全然違う。VADのほうが上手にプレイできるし、より気持ちよく叩ける。

後日、もう一度店に行って叩き比べさせてもらった。今度は何も考えずに6曲ほど叩いた。

無心で叩くととんでもなく楽しかった。気持ちよかった。 そういえば、aDrumsを叩いたときもこんな感じだったな、と思った。

aDrumsは展示がなくなってしまい、しばらく叩いていないけど、実はaDrumsより良いのでは?

そうでなかったとしても、aDrumsにはない利点がいくつもある。 aDrumsのモジュールの機能はあまりにも乏しいし、クローズドリムショットのために木枠を叩く必要があるとか、サウンドも少ないし、そもそもサウンドはRolandのほうが好みだ。桿子Drumstickさんのストリームを見てるとV-Drumsのサウンドいいなって思うよね。2

VAD506がここまで良いものだと知ってしまってはもう戻れない。 TD-50SC-Sより高いとかいうレベルだが、VAD506に決めた。

すると、防音室も1.5畳だとVAD506が入らないので、必然的に1.7畳を必要とし、するとカワイに確定する(ヤマハにはそのサイズがない)。 かくして、実に2年もの時間をかけて構成が決定した。その金額も、約18万円から約180万円へと10倍になった。

余談・VAD306について

私はもともと45万円くらいするaDrumsを考えていた関係もあり、最高のフィーリングのVAD506を迷わず選んだ形だが、TD-17KVX+αを考える人ならVAD306という選択肢もありそうだ。

TD-17KVが14万円くらい、TD-17KVX-Sが19万円くらいで、ここでシンバルの1枚追加と、ハイハットスタンドを使うタイプのハイハットというグレードアップが生じる。実際はハイハットスタンドかぎ必要になるので、もうちょっと価格差はある。

ここで「いや、もうちょっと欲しい」と思ったとき、その「もうちょっと」がモジュールに起因する要素がある(サウンドだったり、打点検知だったり)のであればTD-27KVがだいたい31万円くらいであり、モジュールがパワーアップすると共に、少しだがパッド類も良いのものになる。

一方、モジュールは満足だがパッドにもっと良いものが欲しいという場合、VAD306は27万円程度で、より良いパッドを備えたものになる。

アイテムレビュー

VAD506

現在考えられる最高の電子ドラムだ。

VADは「生ドラム風のデザインを持つモデル」のシリーズだが、モジュールはTD-17とTD-27で、意外にもTD-50のモデルはない。 VAD306の場合、TD17-KVXと比べてパッドをさらにアップグレードできるので、「モジュールは満足だがパッドに不満」という人にリーチする結構いいやつな気がする。

TD-25もモデル末期にでかいバスドラを組み合わせたモデルがあったのだが、TD-27はパッドも結構いいものを使っていて、サイズも大きいので、TD-27からVAD506にする動機は割と難しい。 主には「かっこいいドラムがほしい」(ライブで使う場合を含む)が動機になると思うが、実際は見た目だけでなく、叩き心地・演奏性が極めて優れているので、「叩いて気持ちいいV-Drums」を求める人にも最高だと思う。フィーリングならTD-50KVよりもいい。

余裕を見るなら180x180はほしいというかなり大きなもので、ジュニアドラムサイズのaDrumsと比べても大きい、生ドラムとしては「ちょっとコンパクトなセット」程度のサイズ感になっている。 大きな注意点としては、ラックを使わない構造で、NB-100Bを2枚にして乗り切らない。左右方向で足りないので4枚使っても解決せず、6枚でも微妙に前後も足りないのでNE-100Bとあまり相性がよくない。

14インチのスネア、20インチのバスドラム、10, 12, 14インチのタム、14, 16インチのシンバル、18インチのライド、12インチのVH-10ハイハットという構成で、TD-27KVとはスネア、ライド、ハイハットが共通で、それ以外は異なっている。ちなみに、CR-16T-Rはライドとしても使えるため、ベルにも別トリガーがある。だから、ベル部分になにか別の音を割り当てることも可能。

Pearl CH-70 + Roland CY-5

CY-5は低グレードのVDrumsに採用されているシンバルパッドでもあり、特に見どころはない、というか良いものでもないパッドだ。ゆるく固定するのは無理があり、割としっかり固定する必要があるから、リアルな打感とはかけ離れている。 ただ、スプラッシュシンバルとして使う分には特に困らない。

CH-70も問題なく固定はできるが、固定方法に少し工夫が必要。また、VAD506では少し窮屈なセッティングになる。

私はハイハットとシンバルの間に挟まるようなセッティングにした。

DFP9D

リニアで踏みごたえの少ない、ウルトラスムーズなバスペダル。 私はもともとはIron Cobraが好きだったのだが、連打が苦手だったので、速いフレーズに対応できるペダルを求めていた。

少し振り回されるような感覚のあるD3002と違い、どこまでもスムーズ。軽すぎて感触に乏しい気はするが、つま先の力を軽くコントロールするだけで自由自在に連打ができる。

あまりにも気持ちいいその踏み心地に、7万円ほどとめっちゃ高価なペダルだが「絶対これを買うんだ」と決めていた。 ドラムを買う前からこれだけ買ってしまおうかと思っていたくらい惚れ込んだペダルだ。

FP9は多機能さに話題が集まっている。実際この多機能さは非常に大きいのだが、性能面も非常に大きい。

ヤマハ発動機のデザインイメージを持つペダルで、ひと目見て「フットボードがでかい」と感じるだろう。 そんなにロングボードというわけではないのだが(ロングボードのFP720と同サイズ、約28c弱。9000XFやスピードコブラなどのロングボードタイプは28〜29cmくらい。一般的なボードは25〜26cmくらい)、幅広になっているのですごくボードがでかく感じる。

連打性が高いため、私がもともと「これはツインペダルでないと無理だ」と思っていたフレーズを右足だけでがんばるようになってしまい、あまりツインペダルを活かしていなかったりする。 フィルで一瞬だけドコドコするようなフレーズの曲もやってるけど、その手の曲はドコドコするのを忘れがち。

9500TB

ハイハットコントロールの練習機会に乏しかったことから、ハイハットコントロールは全く感覚を掴んでいない。

どうしても足全体を派手に上げ下げするくらいしかコントロールできていない私でも、きちんとコントロールできる精密さを持ったハイハットスタンドである。

こちらも6万円と恐ろしく高いものだが、その分フィードバックがはっきりしていて、「足の上げ下げ」をちゃんとハイハットのコントロールと結びつけて行うことができ、感覚が醸成されていない段階では非常に有用。さらに、タイミングにラグなく反応する軽さがあり、キレの良いハイハットプレイができる。

軽く確実にできることは練習時間を伸ばせるというメリットもある。 つい先日、スタジオでドラム練習したときはずっとハイハットのオープンクローズのある曲をやっていたのだが(ほぼ曲を通して動きがある)、1時間くらいで左足はもうきつかった。

このスタンドを使って練習を重ねた結果、ハイハットコントロールを求められるフレーズもだんだんできるようになってきた。

D-3500

Pearlのサドル型のスローン。後端が少し上がっており、押し付けてのプレイが可能だ。

D-2500が気に入っていたのだが、D-2500が絶版になってしまったのでD-3500にした。 固めだったD-2500とは違いもっちりした感触。表皮のテンションが高く浮いた感じになっており、ウレタンだけでなく表皮でも支える構造をしている。

もっちりしている分、安定感はD-2500よりも下がった。また、後端の上がり具合もD-2500ほどは感じなくなった。基本的にD-2500とは別物だ。 その分、座り心地はD-2500から大幅に改善しており、長時間の練習も耐えられる。実際、普通のスローンでは1時間でも辛い私でも、4時間の練習で「ちょっと痛い」程度で済んだ。

厚みも増したため、めいっぱい下げても結構高い。スローンは低めがいい、という人は注意が必要そうだ。

SESSION

Regal TipのKT-JAZZから切り替えて使っているのがVATERのSESSION。 標準的なサイズ(ほんの気持ちだけ短い)のメイプルスティックだが、非常に軽い。

しかしその特徴は軽いことではなく、リバウンドコントロールのしやすさにある。 手に衝撃を感じず、楽にアップできるため、速いフレーズも正確に叩くことが可能だ。

欠点はやはり耐久性と、軽いせいもあってスティックトリックが非常にやりづらいこと。そして、滑りやすいというのも難点ではある。

最近はもう少し安定してパワーが出て扱いやすいように、同じくVATERのSTUDIOとMANHATTANを使い始めた。


  1. 実は、これのちょっと前に中古のIron Cobraを買っている。使っていたZennのペダルは1曲もたずにスプリングが抜けてしまうからだ。↩︎

  2. 私の好きなドラマーのメーカーは結構割れていて、TAMAのアンバサダーになった桿子DrumstickさんはV-Drums使いだし、川口千里さんはYAMAHAのサポートを受けているし、かねこなつきさんはATVのアンバサダーだし、ダイナ四さんはカノウプスのサポートを受けているらしい。↩︎

Wrote on:
2021-05-02

No comments avilable yet...

Add comment...